普段は金曜の夜にシーバスを追いかけている僕ですが、今回は完全に趣旨を変えて、家族でハゼ釣りに行ってきました。
一緒に行ったのは妻の家族と、小学生・中学生の子供2人。朝9時からの短時間勝負です。
結果から言うと、釣れたハゼは1匹だけ。
正直、爆釣レポートではありません。
でも「初めてのハゼ釣りで、何を買って、何が起きて、何を失敗したか」は、これから家族で釣りデビューしたい人にはそのまま参考になるはずです。
特に「アタリはめちゃくちゃ出るのに、エサだけ取られて釣れない」という現象。
これ、ハゼ釣り初心者が100%通る道なんですが、原因はハッキリしています。
この記事では、実際に使った道具(合計いくらか)と、その失敗の正体まで正直に書きます。
- 家族でハゼ釣りを始めるのに必要な道具と金額
- 手が汚れない人工エサ「ポケイソメ」の実力
- エサだけ取られる原因と、その場での直し方
- 小学生・中学生の子供と行くときの持ち物チェックリスト
【結論】ハゼ釣りは、家族で始める最初の釣りとして最適だった
- のべ竿セット2,200円+人工エサがあれば、その日から始められる
- リールを使わないので、子供でも投げられる・絡まりにくい
- ハゼは足元まで寄ってくるので、遠投も技術も不要
- 手が汚れない人工エサなら、虫が苦手な家族でも参加できる
- ただし**「待ちすぎる」と釣れない**。ここだけがコツ
シーバスのように「1匹出るまで3時間ランガン」という世界ではなく、投げたらすぐ反応があるのがハゼ釣りの良さでした。
子供が飽きる前に何かが起きる、というのは本当に大きいです。
RIKU釣りを通して家族で楽しめるから楽しさ2倍だね!
今回の釣行データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日時 | 朝9時〜10時ごろ |
| 場所 | 浜名湖に注ぐ河川の河口エリア(静岡県) |
| 天気 | 晴れ・かなり暑い |
| 足場 | 砂利 |
| 人数 | 大人+小学生・中学生の子供2人 |
| 釣果 | ハゼ1匹(10cmほど)※リリース |
| エサ | ヒロキュー POKe BAIT ポケイソメ(細) |
| 釣り方 | のべ竿+玉ウキ仕掛け |
使った道具は、上州屋で買ったセット1つだけ
① のべ竿セット(2.7m・仕掛け付き)約2,200円


近所の上州屋で買った、「ハゼ釣り のべ竿 万能セット」。2.7mの小継タイプで、竿と仕掛けがセットで2,200円ほどでした。
「のべ竿」というのは、リールが付いていない、ただの棒みたいな竿のことです。
シーバスをやっている人からすると物足りなく感じるかもしれませんが、これがファミリーフィッシングでは正解でした。
- リールがないのでライントラブルがほぼ起きない
- 軽い。子供が片手で持てる
- 投げる技術がいらない(真下や少し先に落とすだけ)
- アタリが手に直接くるので、魚がかかったのが分かりやすい
小継タイプなので、縮めると50cmほど。車に積むのも苦になりません。ジムニーの荷室でも余裕でした。
② 仕掛けはセット付属のものをそのまま使用


セットに入っていたのは、スズミ釣具の「カンタン玉ウキ仕掛け」。全長255cm、ハリス15cm、替え針2本付きという構成です。
竿の先に結ぶだけで完成なので、現地での準備は3分もかかりませんでした。仕掛けを自分で組む知識はゼロで大丈夫です。
玉ウキ仕掛けは、ウキ下(ウキから針までの長さ)を水深に合わせるのがキモ。ハゼは底にいる魚なので、エサが底スレスレを漂うように調整します。ウキが完全に寝てしまうならウキ下が長すぎ、ツンと立ちっぱなしで反応がないなら短すぎです。
③ エサは人工エサ「ポケイソメ」
今回のMVPはこれでした。ヒロキューの「POKe BAIT ポケイソメ(細)」。
見た目は緑がかった細長いワームそのものなんですが、天然素材100%+イソメ成分配合という、生き餌と人工エサの中間みたいな存在です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 手が汚れない。虫エサ特有のヌメリも臭いもゼロ 生きていないので動かないし、子供が怖がらない 常温保存で、余っても次回に持ち越せる 何よりハゼがめちゃくちゃ寄ってきた | 生きたアオイソメの「動き」による誘いはない 柔らかいので、突かれると身がちぎれていくデメリット |
正直、人工エサって「保険」くらいの気持ちで買ったんです。生き餌には勝てないだろう、と。
でも実際に投げてみたら、ウキがすぐにピクピク動き出した。これは驚きました。
虫エサが触れないという理由で釣りを敬遠している家族がいるなら、ポケイソメだけで十分に成立します。これは断言できます。
④ その他に持っていったもの
以前、上州屋でエサ釣りセットを買ったときに揃えたものを流用しました。
- バケツ(水汲みロープ付き) … 釣った魚を活かしておく用
- ハサミ … 仕掛けのカット用
- 魚掴み(フィッシュグリップ) … ハゼは背びれのトゲが意外と痛い


ハゼ釣りでエサだけ取られる原因は『待ちすぎ』


朝9時、砂利の足場に竿を並べてスタート。
ポケイソメを針にちょん掛けして、足元に落とす。
するとびっくりするくらい早く反応がありました。



「え、もう来た?はや。笑」
ウキがツン、ツン、と小刻みに動く。明らかに何かがエサを突いています。水面越しにも、小さな魚影が寄ってくるのが見えました。
ハゼは確実にそこにいる。しかも数がいる。
ところが。
上げてみると、エサだけ綺麗に無くなっている。
これが何度も続きました。竿を出しているのは主に子供たちだったのですが、「動いてる!」「取られた!」の繰り返し。
そして開始から30分ほど経ったころ、ようやく1匹。10cmに満たないくらいの小さなハゼでしたが、子供が自分の手で釣り上げた1匹です。
バケツに入れてしばらく眺めたあと、リリースしました。



きっと慣れたら爆釣かも!
【反省】エサだけ取られた原因は「待ちすぎ」だった
ここが今回いちばんの学びです。
帰ってから調べて確信したのですが、エサだけ取られていた原因は、ほぼ間違いなく「アワセが遅すぎた」ことでした。
ハゼは、エサをくわえた瞬間にウキの浮力で違和感を覚えると、すぐにエサを吐き出してしまう魚です。つまり「しっかり食い込むまで待とう」という発想が、そのまま裏目に出ます。
シーバスのバイトを待つ感覚とは、まったく逆なんですね。
僕らがやっていたのは、こうでした。
- ウキがピクピク動く
- 「まだかな、もう少し待とう」
- ウキの動きが止まる
- 上げるとエサが無い
- ウキがピクピク動く(=ハゼが突いている)
- ウキがスッと沈む、または横に走る
- その瞬間、軽く竿を立てる(大きく振り上げる必要はなし)
- 乗る
正解はこうです。
アワセは「バシッ」ではなく「スッ」。ハゼの口は小さいので、強く合わせると口切れするか、仕掛けが飛んできます。手首だけで竿先を10cm持ち上げるイメージで十分です。
もう一つの改善点として、エサを短く付けるというのもあります。
ポケイソメを長く垂らすと、ハゼは尻尾のほうだけを突いて針にかかりません。
針から食み出す部分は5mm程度までにすると、フッキング率が上がるはずです。
次回はこの2点を意識して、リベンジしたいと思います。
子連れハゼ釣りの持ち物チェックリスト
今回行ってみて「これは要る」「これがあれば良かった」と感じたものをまとめます。
- のべ竿(2.7m前後)+玉ウキ仕掛け
- エサ(ポケイソメなど人工エサ推奨)
- バケツ(水汲みロープ付き)
- ハサミ
- 魚掴み
- ライフジャケット(子供は必ず。足場が良くても着けさせる)
- 帽子・日除け
- 飲み物(多めに)
- 空調服や冷感タオルなどの暑さ対策
- タオル
- 濡れてもいい靴(砂利+水際なのでサンダルは滑ります)
- 虫除け
今回いちばん堪えたのは暑さでした。
朝9時スタートでも、河口の砂利場は日陰がありません。
夏場は朝7時前後に入って、9時には撤収くらいのスケジュールが現実的だと思います。




ネットで揃えるなら、この構成でOK
僕は上州屋の実店舗でセットを買いましたが、これは店舗オリジナルの商品なのでネットには同じものがありません。
ネット通販で揃えるなら、同等の内容がこの組み合わせで揃います。
のべ竿(2.7m前後の小継・振出タイプ)
実売2,000〜3,000円台の振出のべ竿でOK。「小継」だと仕舞寸法が短く、車載しやすいです
選ぶ基準はシンプルで、長さ2.7m前後・振出(伸縮)式・実売3,000円以下であれば何でも大丈夫です。ハゼ釣りに高い竿は要りません。
エサ
バケツ・小物
全部揃えても6,000〜7,000円ほど。1回買えば来年もそのまま使えるので、家族のレジャーとしてはかなり安い部類だと思います。
よくある質問
まとめ:釣果1匹でも、家族は楽しんでいた
- 2,200円ののべ竿セット+人工エサで、その日から始められる
- ポケイソメは想像以上に効いた。虫が苦手でも大丈夫
- ハゼは寄ってくる。問題はアワセのタイミング(待ちすぎない)
- 夏場は暑さ対策と早めの時間設定が必須
- 釣果より、家族で同じ時間を過ごせることが価値
釣れたのは1匹。時間にして1時間ちょっと。暑くて汗だくでした。
それでも、子供が「釣れた!」と声を上げた瞬間の顔は、僕が一人で90cmのシーバスを釣ったときとは違う種類の嬉しさがありました。
普段は一人で、夜の川に立っている僕です。でも朝の河口で、家族と並んで竿を出す時間も、たまには悪くないなと思いました。
次はアワセのタイミングを修正して、天ぷらにできるサイズを狙いに行きます。









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